<FREE's archives #30>パチスロ からくりサーカス
当連載<FREE's archives>では、過去に掲載された『パチマガスロマガFREE』の記事の中から、特に内容の濃かった&反響の大きかった記事を改めてご紹介します。
今回の更新は「ヘミニク篇第二十話」
▶「ガチプロ稼働録」過去の連載はコチラから!
▼コチラもオススメ!
前回のパチスロ面ガチプロ稼働録
『設定4』は負けて当たり前!? 北斗で喰ってるプロが語るその真意とは?
前回のヘミニクのガチプロ稼働録
【北斗の拳】“知らない人は損してる” どこよりも!分かりやすい!! 『有利区間の壁ガチ考察!!!!!』
プロ活動を始めて過去イチ負けてる機種!?
この実戦の10日前、私は「パチスロ からくりサーカス」(以下からくりサーカス)で11万8000円負けました。設定4以上画面が出てホールの法則的にも設定5か6だと思うんですけど、まあどえらい目にあいました。
そして本日も、からくりサーカスに設定5・6が入りそうな日。内容としては 「7台並びで設定5・6が複数箇所」 といったもの。前回含めて、今のところからくりサーカスは毎回対象になっています。
てことで、からくりサーカスも候補に入れて入場すると、座りたいと思っていた箇所がギリギリで空いている。前回の10万負けが頭を過ったけれど、設定5・6だと思う狙い台が空いていたら座ってしまうのがスロッターのSAGA。
朝イチからズブズブ。それでも!?
からくりサーカスは朝イチの挙動がとても大事。なぜなら朝イチの時点で5回目までのモードが決定されるからだ。つまり早い段階から良いモード示唆やモード移行の兆候が欲しいのだが、願い叶わず2連続モードAスタート。投資は43本。
ただ、このくらいはからくりサーカスのデフォルト。本当に大事なのはここからで、ここでズブズブに金が入らなきゃまだどうにでもなる。頼むからとりあえず良いモードに飛んでてくれ。しかし願い叶わずモードA、モードA。総投資は70本。
こうなるともう涙目である。朝から4連続モードAってなんだよこれ。どうしようも出来ないだろ。さすがに一回くらいは良いモードあるだろ……と思ったけれど、5回目もモードA。朝イチの時点で決められたモードがAAAAAのオールAである。パワプロのイチローかよと突っ込みたくもなる。
朝イチ決められたモードを全て消化するのに投資70本、約3600G。全てが朝イチの時点で決まっていたとは言わないけれど、少なくとも勝てる内容の台を叩いていたとは思えない。こうなってしまわないためにも序盤の挙動は大事なのだ。あ、ちなみに設定の方は4以上が確定しました。
※上記画像は設定4以上濃厚AT終了画面。AT終了画面の詳細情報はコチラ!
展開はまさに最悪。
5連続Aを抜けると今日初めての天国へ。これは6回目なので、朝イチのモードAを消化したあとに自力で引き当てたやつですね。CZはスルーしたものの、ここからが高設定の本領発揮か…? と思ったが、A→B→Aときて、総投資11万7000円。何もかも終わりです。。。
なぜこんなに負けるのか?
てことでからくりサーカス、2連続で10万円オーバーの負けとなりました。456確定2戦でマイナス22万円です。なおこの直前にも6確定で5万円負けています。なぜこんなに負けるのか、私なりに分析してみたいと思います。
まず単純にヒキが弱い。この2戦で上位ATはおろか、運命の一劇すら0回。AT中に激情ジャッジ3回成功くらいは最低限やらなきゃいけないことなので、これが出来なかった時点でどうしようもない。そりゃ負けますわ。
ではなぜ激情ジャッジに辿り着けなかったのか。この二戦の実戦データは以下の通り。
実戦データ (通常時:10351G AT中:2336G) | |||
項目 | 回数 | 成功 | 出現率 |
機械仕掛けの神 | 23 | 9 | 1/450.04 |
幕間チャンス | 10 | 2 | 1/1035.10 |
CZ合成 | 33 | - | 1/313.67 |
AT | 11 | - | 1/941.00 |
激情ジャッジ | 15 | 7 | 1/155.73 |
平均獲得枚数 | 517枚 |
敗因と思われていた激情ジャッジですが、もう少し引けても良さそうだけれど、そもそもAT消化ゲーム数が少ないので敗因の全てを占めている訳ではなさそう。
代わりに目を引くのが、AT出現率の重さ。設定1で1/564、設定6で1/447なので、明らかに引けていない。回数にすると12回足りません。
足りない12回はどこに行ったのか。CZ出現率は設定6でも1/275なのでそこまで悪くはない。しかし成功率が悪い。機械仕掛けの神であと4回、幕間チャンスであと2回は欲しいところ。さて残りの6回はどこか。ん、あれ、そう言えば一回も通常C (AT直撃) を引いていない。ああ、そこかあ。
てことで、20万円負けの敗因を述べるならば、
1.通常Cが0回。
2.CZが下手くそ。
3.激情ジャッジが引けなかった。
ってところでしょうか。通常Cが0回に関しては朝イチ5回セットがかなりウエイトを占めていると思います。やはり、朝イチの段階である程度の運命は決まっていたのかもしれません。
ホントに“ヒキ”だけが原因なのか?
これだけ負けた理由はあと二つあると思っています。以降は私の想像を大いに含みますのでご了承ください。
一つは、マイナス域にめり込むほど差枚数での有利区間が切りにくくなるのではないか、ということ。この台で最も高設定の恩恵を受けられるポイントは、有利区間を切った運命の一劇だと思っています。つまりプラマイゼロから差枚数で有利区間を切るには2000枚で済むけれど、マイナス3000枚から差枚数で有利区間を切るには5000枚必要になるということ。
早い話、マイナスが増えれば増えるほど勝ち難くなる。もちろんマイナス域でも有利区間を切った運命の一劇はあると思いますが、プラマイゼロの台とマイナス3000枚の台だったら前者は2000枚さえ出せば確実に有利区間を切れるので、前者の方が高設定の恩恵を受けやすいのではないか、ということです。
仮に私がマイナス5000枚の時点から2000枚出したとしても差枚で有利区間は切れないので、高設定の恩恵を受けられなかったということになるハズ。なお2000枚出せなかったのはヒキです。←
つまり、出来るだけプラスに近い台の方が良い可能性があるってことですね。
もう一つ、実戦時間が短くなりがち。上位ATは純増7.6枚なんだから、遅くからでも万枚チャンスあるんじゃないの? 確かに上位に入れば二時間で万枚のポテンシャルはあるけれど、それよりも大事なのは良いモードを取り残さないことだと思います。
例えば閉店間際に次回天国示唆とか、モードC示唆が出て、それを取り残すようなことはこの台においてはあってはならない。スルー天井とAT間天井も同じです。
CZ終了画面で最大5回先までのモードを示唆するので、「もしもフェイスレスが出たら追い切れるのか、スルー天井まで間に合うのか、AT後のモード示唆フォローも出来るのか」 を考えねばなりません。これらを考慮しないと発表されているペイアウトより下がるのは間違いないと思います。
つまり一回のツモで回せるゲーム数が少ない=稼げる期待値が少ないってことですね。試行回数も減るので安定感も下がります。
ただ、この二つはスマスロ全般に言えることでもありますが。キリの良いヤメ時は意識しておかないとスマスロ勝てねー!ってなりがちなので、意識しておくべきかなと思います。まあでも22万円負けたのはヒキです、多分。そう思わないとやってられません。それでは!
「パチスロ からくりサーカス」の最新情報はコチラ!
パチスロ からくりサーカス関連記事
原作/藤田和日郎「からくりサーカス」(小学館少年サンデーコミックス刊)
(C)藤田和日郎・小学館/ツインエンジン
-
スロパチスロ からくりサーカス【独占スクープ第4弾】深夜の大量実戦検証! AT終了画面に衝撃の新事実が発覚!!2024.09.25
-
スロLバンドリ!設定別実戦で早くも立ち回りポイントが判明! 引き戻し当選率は要チェック!!2024.11.02
-
スロスマスロ頭文字D 2nd期待値がプラスになる状況や裏ボタンなど最新情報を公開!!2024.11.06
-
スロL 新・必殺仕置人 回胴 CRASH SPECクラッシュバトル中やBIG中など、急所の抽選値が明らかに! 多彩な演出法則についても詳解!!2024.11.05
-
スロスロット Re:ゼロから始める異世界生活 season2小役確率には設定差ナシ! 絶対に捨てたくないエキドナモードの示唆演出も多数追加!!2024.10.29